ユニセフも認めた赤ちゃんにやさしい病院

母と子にやさしいお産」と母乳育児で母子のきずなを育てる
 2002年にユニセフ・WHOから「赤ちゃんにやさしい病院」(Baby Friendly Hospital)の認定を取得した世界基準の病院。早産の予防、ソフロロジー式分娩、カンガルーケア、母子同室で母乳育児を実践し、母と子の絆を強める医療を展開。妊娠から産後の心のケア・卒乳までの楽しい育児をスタッフ全員でサポートしています。このような取り組みは現在増えつつある育児不安や産後うつ・児童虐待の予防に大きな成果をあげています。

■ソフロロジー式分娩
イメージトレーニングを取り入れ、リラックスしてお産する。家族の立会出産も増えています。

■カンガルーケア
生まれてすぐの赤ちゃんはお母さんに抱かれて、ぬくもりを感じることで安心します。

熊本市立熊本市民病院附属熊本産院のホームページ

「早産予防」に力をいれています

娠妊初期から徹底した指導とケアによって早産や極小未熟児出産の予防に高い実績をあげています。

  

児童福祉法に基づく助産施設です

社会的・経済的困難や心身に問題を抱えた母親たち(ホームレス・シングルマザー・DV・10代の出産など)の駆け込み寺的存在となっています。 24時間・365日相談受け皿はかけがえのない役割を果たしています。

  

産院があるから安心〜少子化問題に貢献しています

育児への自信や子育てを喜びとする気持ちを育むメンタルケアを重視し、地域に開かれた子育て塾や産前産後の両親学級を開き、「育児がたのしい母親、子どもが大好きな父親」を目標に取り組んでいます。「産院があるから安心」「産院でなら2人、3人目を産みたい」という利用者も多い状況です。日本がかかえる少子化問題に大きく貢献しています。

  

他に替わることのできない大切な実習機関

医師・看護師・助産師をめざす学生の実習生を受け入れ、これまでに多くの人が育ってきました。熊大医学部助教授や医学生、看護連盟からも産院存続の強い要望が出されています。